1
秤量
[ 原料を量り取る工程 ]
原料(粉・液体)を量ります。
原料に合わせたさまざまなサイズの電子天秤・秤量器具を使用します。
原料(ワセリンなど)は、天秤に載せたドラム缶に入れて量ります。
原料(ワセリンなど)を溶解槽に移し、加熱溶解します。
溶かした原料をろ過フィルターに通し、無菌ろ過します。
2
調製
[ 軟膏を作る工程 ]
無菌ろ過した原料(ワセリンなど)と滅菌されている原料(粉・液体)をタンクに投入し、タンク内のパドルミキサーでかき混ぜます。
無菌化された原料を使用するため、無菌環境下で作業を行います。
薬液を移送タンクに移し、調製室から充填室へ移動します。
3
充填
[ 軟膏をアルミチューブに充填する工程 ]
滅菌されたアルミチューブのおしりから薬液を充填します。
充填後、折り機でアルミチューブのおしりを折り、封をします。
折った部分に使用期限と製造番号を刻印します。
検査スタッフが、アルミチューブのつぶれ、折れ、刻印の外観検査を行います。
4 包装
ロンドレーションという波型緩衝材に製品をはめ、
添付文書と共に箱に詰めます。
箱には、製造番号・使用期限・GS1コードという
識別コードが捺印されています。
箱詰めした製品を段ボール箱に梱包し、
パレットに積載し、自動倉庫にて保管します。
5 出荷
適正な品質の製品を市場に出荷します。