2019.10.16

ニュースリリース

【ニュースリリース】日東メディックマレーシアへの輸出を開始

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日東メディック株式会社(本社:富山市八尾町保内1-14-1代表取締役:中井龍)は、輸出先2ヶ国目となるマレーシアに医療用点眼剤の輸出を開始します。

(1)基本情報日東メディックは、医療用及び一般用点眼剤などの眼科用剤を中心とした医薬品の製造・販売を展開しております。2019年7月にミャンマー政府から医療用点眼剤の製造販売承認を取得したところですが、この10月に、マレーシア当局から医療用点眼剤1品目について、製造販売承認を取得いたしました。海外輸出としては2ヶ国目となります。

(2)輸出の概要今回輸出する点眼剤は、プロスタグランジン系の緑内障治療薬で、眼圧降下作用が強く国内で広く使用されています。当該点眼剤の先発品は製剤の安定性維持のため冷所保存が必要となっていますが、当該点眼剤は製剤成分を工夫し、国内だけでなくマレーシアのような熱帯地方の高い温度帯においても有効成分の安定性を維持できる製剤としています。当該点眼剤は、冷所保存の輸送等の高い物流コストや患者さんの冷蔵保管等に係る負担を大きく軽減いたします。また、当該製品は、2017年4月にライセンス契約を締結したファーマニアガ社を通じてマレーシア国内で販売いたします。初年度の輸出本数は、5~10万本程度で、初回出荷時期は2020年1月頃を予定しています。なお、ファーマニアガ社とは、これまで富山県薬業連合会が2017年に派遣した「富山―マレーシア薬業交流訪問団」を通して訪問を行うなど、継続的に交流を深めてきました。

(3)今後の展望マレーシアには、現地の販売提携企業を通して、年内にさらに数品目の申請を予定しています。今後、富山県薬業連合会の国際交流事業を活用する等、ASEAN地域を中心としたアジア各国にて現地企業との交流を図り、海外市場での取引の拡大を目指します。日東メディックは、今後も国内外への高品質な医薬品の安定供給を実現してまいります

本件に対するお問い合わせ先 日東メディック株式会社総務部 井本・柴田TEL076-455-3451