環境
環境方針
- 環境関連の法令等を遵守し、環境負荷の低減に配慮した事業活動を行います。
- 資源やエネルギーの有限性を認識し、設計、開発、製造、物流、流通、販売、使用、廃棄に至る各段階において、その有効利用に努めます。
- 循環型社会の重要性を認識し、製品設計を含む事業活動において、廃棄物の削減を図り再資源化を推進します。
- 環境に関する活動に目標を設定し、定期的に評価し、継続的な改善を行います。
- この環境方針を従業員に広く周知し、全員参加で環境保全に取り組みます。
地球環境への配慮や環境保全についてはコンプライアンス行動憲章(注1)やコンプライアンス行動基準(注2)に規定されているところですが、この環境方針により日頃の環境への取り組みが体系的かつ活発なものとなるよう定めたものです。
(注1)コンプライアンス行動憲章(一部抜粋)
5.私たちは、地球環境への配慮を優先し、地域社会との調和を図ります。
(注2)コンプライアンス行動基準(一部抜粋)
22.環境保全に関して
私たちは、環境関連の法令等を遵守し、生命関連企業として地球環境・地域社会へ影響に常に配慮した事業活動を行います。
バイオマスプラスチック点眼ボトルの導入
環境負荷低減のための取り組みの一環として、自社で製造・販売を行う点眼剤の容器ボトルに、バイオマスプラスチック素材の使用を進めています。現在は、一部製品へ導入しており、順次他の製品へ拡大していく計画です。バイオマスプラスチック素材の点眼ボトルには、バイオマスプラ認証マークを表示しています。
バイオマスプラスチックの
環境循環

バイオマスプラスチックとは
植物などの再生可能な有機資源を原料としたプラスチックのことです。バイオマスプラスチックを焼却して排出される二酸化炭素は、原料となる植物が光合成によって吸収した二酸化炭素であるため大気中の二酸化炭素の濃度を上昇させず(カーボンニュートラル)、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出削減や化石資源の消費削減につながります。
バイオマスプラ識別表示制度とは
一般消費者がバイオマスプラスチックの製品を容易に識別できるようにするためのもので、定められた基準に適合する製品を「バイオマスプラ」として認証し、認証マークの使用を許可する制度です。
廃棄物削減プロジェクト
2017年より、八尾工場から排出される廃棄物の削減に取り組んでいます。
主な取り組み内容
- ① 工程改善によって不良品や廃液を減らす取り組み
- ② これまで廃棄物として処分していたものを有償買取してもらい廃棄物を減らす取り組み
- ③ これまで使い捨てで使用していたものを繰り返し使用できるものに変更して廃棄物を減らす取り組み
取り組み前と比べ、これまでに最大で約40%の廃棄物削減を達成しました。
省エネルギーへの取り組み
医薬品の製造にかかせないクリーンな環境を保つために、最適な空調設備を導入しています。例えば、各建屋に設置していた冷凍機、冷却水循環装置を1か所の高効率冷凍機に集約し、分散して設置していた蒸気ボイラを高効率ボイラに統合するなどの取り組みを実施しています。

高効率ボイラ
その他、設備・機器の変更や運用方法の見直しにより、省エネルギーに取り組んでいます。
- LED照明の導入
- インバータの使用による動力の制御
- 効率の良い熱源機器への入替