入浴温度と保湿の関係について

心身をととのえるバスタイム。スキンケアの視点からも、入浴時の温度は、高い温度ではなく40℃くらいの温度が保湿にはよいとされています。

適温の上限とされる43℃では、角質層の水分蒸散が増加し、角質層の水分量が入浴前よりも低下するという報告があります。角質層の水分が失われると、皮膚本来のバリア機能が低下して、手荒れ、肌荒れ、皮膚のかゆみ等の症状が起こります。特に、ドライスキンには高温の入浴は注意が必要です。

 

出展:エビデンスに基づくスキンケアQ&A P22-23 著:宮地良樹, 安部正敏、中山書店, 2019
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