あなたにあった保湿剤を選ぼう。

保湿剤の種類にはいろいろあります。

肌乾燥の対策として保湿剤を利用する人が増えています。化粧水、乳液、クリームなどの化粧品・医薬部外品だけでなく、最近では、一般向けOTC医薬品として、オンラインで購入できるものも出てきています。

 医薬品の保湿剤には、いろいろあり、用途によって使い分けられています。

 例えば、表皮の皮脂を補給したり保護したりするためにワセリンやツバキ油などが使われます。皮膚の比較的ぶ厚い部位(肘、踵など)が乾燥して亀裂など起こした時に、角層の水分保有の増強作用を持つ尿素製剤やサリチル酸ワセリンが使われることがあります。乾燥肌にはヘパリン類似物質などが使われます。「肌周期」に乱れを生じる要因のひとつである乾燥肌にも適しています。

 利用の際にはご自身の肌質と症状に合わせた使い分けをしましょう。使い分けがわかりにくい場合はお近くの皮膚科専門医に掛るとよいでしょう。

今日の治療指針 2018年版[ポケット判](私はこう治療している) (日本語) 単行本 – 2018/1/10 福井 次矢 (編集), 高木 誠 (編集), 小室 一成 (編集)
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