年齢による肌周期の変化

年齢とともに変わる「肌周期」、
加齢によって遅くなる。

「肌周期」は、年齢とともに変わると言われています。一般的な肌周期は約28日ですが、「40歳で約55日である」というデータもあります。

「肌周期」が長くなる大きな原因は「加齢」です。老化が進むと、細胞自体の代謝機能が衰えていきます。酸素や栄養が取り込みにくくなり、新しい細胞を生み出す力が弱くなると、肌周期が遅くなります。「肌周期」が乱れると、不完全な角層ができあがります。水分が不足して古い角層がはがれにくくなり、どんどん蓄積されて「角層の重層化」が起こります。細胞分裂も不活発になるため、肌表面の表皮を構成する有棘層と顆粒層の細胞が薄くなり、それに伴って皮膚が薄くなります。

代謝機能の衰えの原因としては、更年期により女性ホルモンの「エストロゲン」が減少し、肌の弾力を作る繊維芽細胞の働きが低下することや、食事、睡眠などの生活習慣、ストレスや生理周期、成長ホルモン、血液循環の衰え、自律神経の乱れなどが考えられます。

参考;日本LPS免疫協会;https://www.lpsa.or.jp/lps/2018/09/post-7.html 田上八朗;スキンビューティーディクショナリー『肌図鑑』(日本アムウエイ合同会社), 71P,http://awsig.jp/pdf/SkinBeautyDic1208_120814.pdf
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