メイクアップはしっかり落としていますか? 皮脂や汗は、皮膚バリア機能のひとつとして、皮膚の状態を正常に維持するために欠かせません。しかし時間が経つと皮脂は酸化し、皮表膜はメイクアップ料や埃と混ざり合って汚れとなります。
肌周期が長くなる原因のひとつに「ホルモンの乱れ」があります。ホルモンの乱れは不規則な生活、ストレス、過度なダイエットなどが原因となります。そのため、バランスのとれた食事や睡眠を心がけた生活を送るよう気をつける必要があります。
肌と食事は密接に関わっており、ニキビや吹き出物に関しては、ビタミンと食物繊維との関連性が指摘されています。ビタミンB群は、肌の新陳代謝を促し、肌にハリと弾力を与える作用があります。ビタミンEは、血行を良くして肌の新陳代謝を活発にします。
肌周期を促進する働きがある成長ホルモン(GH)は、睡眠との関係性がわかっています。特に健康な若い男性では、「午後10時から午前3時までは血中のGH値が高い」という顕著なデータで示されています。
睡眠時、特に寝入りばなのノンレム樹の熟睡中には成長ホルモンが増加することが分かっていますが、熟睡できないと低下しますので、睡眠の質も大切です。
適度な運動は全身の血行をよくするとともに、皮膚の真皮において血液循環を促します。表皮と真皮の間には「乳頭層」という境界があります。真皮での順調な血液循環がなされ、乳頭層の状態がはっきりして、弾力がある上に水分が保たれていることが、健康な皮膚の状態に望ましいとされています。
心身をととのえるバスタイム。スキンケアの視点からも、入浴時の温度は、高い温度ではなく40℃くらいの温度が保湿にはよいとされています。
一般的に、医薬品などの有効成分が人体に作用するメカニズムのことを「作用機序」といいます。保湿剤は、作用機序の観点から、「エモリエント」と「モイスチャライザー」に分類されています。
肌周期どれだけ回ってる?