販売情報提供活動の「最後の砦」。
新しい組織だからこそ感じられるやりがいがあります。販売情報監督部
2020年3月入社 A.M
東京都出身 社会学部 社会学科 卒業
※社員の所属部署・役職は取材当時のものです。
販売職からのキャリアチェンジ。面接で、一緒に働きたいと思える上司に出会いました。
私は中途採用で日東メディックに入社しました。前職は販売職だったので、求人票の“販売をサポートする仕事”というキャッチフレーズを見て、販売の現場を知っている私なら何かできることがありそう、と興味をもちました。
とはいえ前職とは全く違う職種なので、「本当に自分に務まるだろうか?」と不安もありましたが、面接で責任者の方が「新しく立ち上がった部署だから全員が初心者だよ。1から一緒に作り上げていきましょう!」と言ってくださり安心したことを覚えています。また、販売情報監督業務のやりがいだけでなく厳しさも包み隠さず語ってくださったことも印象的で、こんな上司の元で働きたいという気持ちで入社を決めました。
医薬品の適正使用を支援。責任感と倫理観が何より大切です。
製薬企業のデータ改ざんやそれを基にした販売促進資材の利用、虚偽・誇大広告が相次いで社会問題となったことをきっかけに、2018年に厚労省が「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」 を策定しました。ガイドラインでは販売部門から独立した形で監督部門を設けることが義務付けられ、当社でも2019年に「販売情報監督部」を新設したんです。
私の主な仕事は『資材審査』と『社員教育』の2本柱。『資材審査』では社内で作成される製品リーフレットなどがガイドライン上適切かどうかを判断しており、『社員教育』では医療機関で実際に販売活動を行っているMRに向けた研修などを運営しています。入社して日が浅かった頃は、MR向けの研修で受講者からの質問にうまく答えることができず、悔しい思いもしました。しかしその箇所について徹底的に調べ次の研修で丁寧に解説したところ、受講者から「よく理解できました」、「真摯に対応してくれてありがとう」という言葉を頂いてホッとしたことは今でも忘れられません。ガイドラインの内容は膨大ですし、改正も頻繁に行われます。情報を常にアップデートし続けるのは大変ですが、どんな問合せにも適切に回答できるようプロフェッショナルの自覚をもって日々取り組んでいます。
自分たちで作り上げていく実感がもてる仕事。
これまで資材審査のメインは医療用医薬品でしたが、今後は一般用医薬品や機能性表示食品なども担当することになりました。新たな分野の審査スキルを高めることが目下の目標であり、現在は関連する書籍を読んだり、審査会社に質問したりしながら学んでいます。私たちの仕事は歴史が浅いため、前例のない課題が次々に湧いてきますが、それらに取り組むうちに自然と改善改革志向が養われ大きく成長できました。また少人数の組織なので、早い段階で責任ある仕事が任せられることもやりがいのひとつ。まだまだ発展途上の部署だからこそ、自分たちで作り上げていく手ごたえを感じながら生き生きと働くことができています。
生産本部 製造部 製造一課 主任
2011年4月入社 R.K