壁はある。しかも、いくつも。
だから完成した時の喜びは大きい。
研究開発本部 研究開発部 製剤開発課 係長
2014年4月入社 T. K
新潟県出身 自然科学研究科 数理物質科学専攻卒業
※社員の所属部署・役職は取材当時のものです。
2つのグループをマネジメント
製剤開発課はその名の通り、新しい医薬品を開発する部門です。開発にあたって類似薬の情報収集をしたり、試作品を作ったりする製剤設計グループと、医薬品原料や試作品の品質評価と新規の分析方法の確立に挑む分析開発グループがあり、係長として課内をマネジメントするのが私の仕事です。
医薬品を一から作っていく道のりは、決して平坦ではありません。壁はあります。しかも、いくつも。解決するたびに、開発が一歩進むたびに、新たな課題が出てきます。完成するまでには、開発に着手してから早くても4、5年。その間はトライ&エラーの連続です。だからこそ、担当した製品が数々の難題を乗り越え、市場に出荷された時の喜びも、ひと際大きくなります。
一般薬の保湿剤を開発
入社して10年以上がたちました。忘れられない仕事といえば、保湿剤の開発を手がけたことです。点眼剤などの液剤をメインとする日東メディックにとって皮膚科領域は、足を踏み入れたばかりの分野です。しかも、一般薬の開発は、会社としても初めての挑戦でした。
頭を悩ませたのは“使用感”です。「塗り広げやすく、べたつかない」。多くの人が手に取る一般薬ということもあって、品質だけでなく、ここにも心を砕きました。いま振り返ってみると、壁はかなり高かったですね。これまで着目されていなかった、ある添加剤の特徴を最大限に活かすように、他の添加剤との組み合わせや配合量など試作を重ねて最適な使用感にたどり着きました。苦労した甲斐もあって評判は上々です。家族も気に入って使ってくれています。
若手が活躍できる土壌がある
日東メディックに入社し、ありがたいことに、たくさんの挑戦の機会をいただきました。それは入社する前から望んでいたことです。就職活動中、企業選びでポイントを置いていたのは、「職場の雰囲気がいい」「自分が成長できる」ことでした。
日東メディックには、そんな環境が整っていると断言できます。実際、製剤開発課で主力として活躍しているのは、20~30代の若手社員です。当然、これからも成長を続けていきます。液剤だけでなく、多彩な剤形の開発力を高め、微量の分析にも神経が行き届く技術を磨く―。自分自身のマネジメント力を磨きながら、製剤設計・分析開発の2つのグループを、より高いレベルへと引き上げていきます。

研究開発本部 研究開発部 製剤開発課 係長
2014年4月入社 T. K